吉野の第九は母の日

昨日、13日は吉野郡で初めての『第九』の演奏会があらかしホールで行われた。
リハーサル

今回の第九は大淀町にクラシックをという趣旨の元に始められたもので、集まった合唱団員のうち第九経験者は半数にも満たない中でドイツ語の歌詞指導から始まった。指導の山本先生方の熱意、合唱団員の努力、運営を受け持ってくださった実行委員の方々の蔭の力、と三位一体の努力があって実現した演奏会であった。
ノーマン先生と山本先生

11,12,13日の本番まで良い演奏をするために
懸命にもがき苦しみ生み出された演奏会の当日は、みんなの努力に報いるように前日までの曇り空から快晴となった。朝から集合して発生の練習をし、昼食をしている私達に『お客さんがいっぱい並んではるよ』という嬉しい知らせ。

そうこうする内に大淀のキャラクターの『よどり』ちゃんも到着。益々盛り上がってきた。

いよいよ開演。
今回の第九はリスト編曲『2台のピアノのため第九』2台のピアノはウイーンからノーマン・シュトラー先生(80歳を超えるお年だが、そうは見えないダンディな先生)第二ピアノは鹿児島から中島先生が遠路遥々おいでくださった。
演奏は、まぁ、細かいところはおいといて、満員のお客様に後押しされて、アンコール、会場一体となっての「ふるさと」まで無事に終えることが出来た。
後は、大はしゃぎの打ち上げ、ピアニストの先生、ソロの先生方、助っ人の南大阪の男性方も一緒。

町長、教育長、実行委員長初め先生方のご挨拶の後は、無礼講、ノーマン先生も機嫌よくみんなの中に入ってサインや記念撮影にも応じてくださるサービス振りだった。

その時々に感慨深いものがある『第九』だが、今回も忘れられない演奏会になった。






母の日だったので、息子の所から花かごが届いた。