ひな祭り

久しぶりに土曜日に時間があるという次女と高取町の町家の雛めぐりを見に行った。

高取町は小さな城下町で、昔からのお薬の町。今も古い町並みが残されていて古くて立派なお家と思ったら表だけ昔のままに残されていて後ろの実態はビルだったりする。町並み保存に気を使われているのだろう。豊かだったろうなと思わせる和やかな雰囲気の残る街だった。
先ず目に留まったところは薬問屋さんのお庭で素敵にお花がアレンジされていた。
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昔のお雛様から現代のお雛様まで色々あって楽しい。
お雛様を公開中のお家には「お雛様 展示中」の札が出ている。
めずらしい7人囃子 お琴や琵琶がある


ご先祖さまも見守り中

此処は、工房でこの立ち雛は漆塗りだとか買うことも出来る。


メーン会場は「雛の里親館」で、こんなに沢山のお雛様が!! 家で飾れなくなったお雛様が里子にきて安住の地で毎年飾られているのは素晴らしいことだ。

そして今日は、3月3日なのでせんと君がひいなちゃんを訪問してきた。
係りの人が「一年に一度だけのデートですよ」とメガフォン(えっ?)片手にお客さんを呼んでいた。せんと君もすっかり板についてあちこちのイベントに大活躍!!

今日は、天気もよく昼間は暖かで絶好の散策日和で良かった。3月いっぱい催されている。

以前住んでいた、藤井寺でも毎年幾組ものお雛さまを一階、二階と年代順に飾って家を開放して見終わればお茶とお菓子の接待をされているおうちがあって毎年賑わっていた。大きなお家で庭には蔵もあって白壁が印象的だった。若い人たちが手伝いにきていたが、若い陶芸家の人たちでその家の当主の方が若い人たちを支援しているのだと聞いた。
あれこれ、思い出しながら来年は私のお雛様を飾ろうと、若い父と母が私の為に買い揃えてくれた古いお雛様だけど、可愛いお顔をよ〜く覚えておきたいと思った。