大震災から1ヶ月

花は咲いたけれど

あの目を疑うばかりの大震災から一ヶ月、今や大震災から大人災の様相を帯びている。
震災は自然が起こしたことだから責任の持っていきようは無いだろうが、その後の政府のだらしなさはどうだろう?菅総理をはじめ大臣達は切腹ものの罪の深さだと思う。
一般の人、外国の人などの救済に関する意識の深さは、神戸の震災で学んだことを生かして行動が早かったと思う。そうして集まった義援金は、一ヶ月経ってもまだ被災した人に渡っていないというのはどういう事だろう。いろいろ分配を考えるより兎も角は生きている人に一律10万円でも良いから手渡して、その後の細かいことは後で議論してから決めても良いのではないかと政治に疎い素人は考えるのだが、これがそんなに難しいのか?分からない。
こんな時、国会議員は何をしているのだろう。一斉に動いて被災地に入り目で見て言葉を聴いて一人一人に義援金を渡していけば良いのではないかと思う。例えば、受け持ちの場所を決めてそこの首長さんの手足となり、首長さんが怪我との場合は首長代理として復興支援に携わってそこの地方を早く元気にするとか、議員さんの姿が一向に見えない。
昨日も今日も大きな余震があったという。どんなに心細いかと心が痛む。原発も先が見えず、風評被害が甚大になるばかりだ。
実際に作業している人達は劣悪な環境の中、食べるものも粗末で休む所も毛布一枚で頑張っておられると聞く。どうして食事位暖かくて美味しいものが届けられないのか?
自衛官の方が言っておられたが、自衛隊の装甲車を使えば安全に届けられるということだった。作業員の方たちは命を賭けて仕事をしておられるし、実際に被爆もしておられよう。無事に治まった暁には国民栄誉賞に値すると思う。