指揮者 小林研一郎

久しぶりに小林研一郎(通称こばけん)指揮、大フィル演奏のベートーベンプログラムをシンホに聴きに行った。

最近、芸文に行くことが多かったのでシンホは久しぶり。こばけん先生も大フィルも久しぶりだ。
プログラムは
  ベートーベン  交響曲第6番「田園」
  ベートーベン  交響曲第7番
どちらも好きな曲で、こばけん先生の人柄が表れているような、豊かで激しく、時に優しい曲に仕上がっていて感動した。先生は、ちょっと以前より小さくなられたみたいだったが、全曲暗譜のスタイルは変わっていなくて、これも感動した。
大フィルはメンバーが変わって若くなっていた。特に管楽器が素晴らしかった。

こばけん先生には、大阪で「新音フロイデ」に所属していたときに指導を受けた。「第九」モツレク」「カルミナブラーナ」を先生の指揮で歌った。
大方の先生がほとんど本番前のリハーサルと本番というのが多い中でこばけん先生は合宿練習にも指導に来てくださり、感激している私たちに「ありがとうございます。皆さんが音楽界を押し上げてくださるから、日本の音楽界が成り立っていけるんですよ」とおっしゃる。そして先生の情熱と音楽の虜に皆なってゆく。とても楽しい貴重な時間だった。指揮者に拠って音楽の深い所まで引き込まれていくというのは、プロでも変わらないとおもったのは、今日の大フィルもとても良かった。

帰りは阿倍野でちょっとショピングをして、竹葉亭でうなぎを食べて帰った。