ペット

庭は、花盛り

今晩のＴＶ番組でペットのお医者さんの取材があって、ペットといっても多種多様というか、びっくりする。連れてこられるペットは犬、猫は当たり前としてハリネズミ、亀、最後は、大きい蛇、３メートルはあろうかというもの。亀はお腹の中に結石ができているのをお腹の甲羅を切ってこぶしくらいの結石を出して甲羅を張り合わせて終了。すっぽんは前足が震えるというものでおなかのレントゲンを撮ると卵があって卵にカルシュームを取られているとのことでカルシューム注射をして終了。大蛇はお腹の一部が膨れているというもので、開腹手術。麻酔をして長い身体を固定してお腹を裂いて胃を開いてみると、ペットシーツが入っていた。それが出しても出しても出てくる、出てくる、驚くほど大きいもので、こんな物が詰まっていたら、蛇でもさぞしんどかったことだろう。飼い主の話では、ペットシーツを敷いてひよこを上げていたんだそうで、シーツごとひよこを飲んでしまったらしい。話を聞いてて良かったねとは思えなかった。蛇に罪はないけれど、生餌を必要とするものをペットと認めたくない。いや、蛇も被害者だよね。ジャングルで伸び伸び暮らすべきだと思う。ペットとして売るものではないと思う。もっと大きくなって１０ｍにもなったらどうするんだろう？最後まで責任を持つのがペットを飼う者の礼儀（他に対してもペットに対しても）だと思う。最近うちの近くでは、捨てられたアライグマが野生化して繁殖力が強いらしく農作物だけでなく、お寺も爪で引っかかれて被害が出ているとか。ペット産業は、チップの埋め込みを義務ずけて、飼い主が捨てたらいっぱい罰金を取るとかの条例を作ったらいいと思う。犬や猫もペットショップに居るのは可愛いが蔭で一部（？）の悪徳なブリーダーのむごい仕打ちも聞く。日本が貧しい頃は、町で見かける犬や猫はみんな雑種といわれるものが多くて、犬は番犬、猫はねずみ番と役目もあって自由であったと思う。果たして、今のペット達はみんな、幸せなのだろうか？