お墓参りとルーヴル展


昨日は、京都にちょっと早いけれどお彼岸のお参りに行った。
まず、私の祖母と母が分骨している大谷本廟にお参りしてうちの菩提寺妙心寺にお参りした。
お彼岸の内は車が混んで大谷本廟は駐車場が閉鎖になる。それに今年はシルバーウイークとかいって5連休で京都は特に観光客とお参りの人でいっぱいになる。
今年は先に大谷本廟に行ったので空いていて良かった。
途中、妙心寺脇の力餅食堂でお昼をすます。此処は、とても安くて美味しい。花園大学が近いので学生さんが多いせいか学食並みの安さ。
にしんそば500円、鳥南蛮400円で柚子まで浮かしてグーの味である。祇園のあたりでにしんそばを食べたら1000円以上だろう。
毎年年一回の客ながら覚えていてくれて女将さんがおなじみさん並に愛想がよいのもうれしい。
妙心寺も観光時期は混んでいるが今回は平日ということもあって空いていた。
お寺の中のお墓なので挨拶をしてお参りする。
終わってから、京都市美術館へルーヴル展を見に行った。3時頃に着いたのにまだ待ち時間30分だった。
遅かったのでまだ待ち時間が少なくてよかったかもしれない。

作品は71点、私でも知っているのはフェルメールレンブラントとかルーベンス
今回のは17世紀ヨーロッパ絵画で、宗教画が多く作者の名前は知らなくても見たことのある絵もあった。
落ち着いた色彩、ふっくらした女人たち、心が穏やかになるような絵が多くとても良かった。
なかでも、カルロ・ドルチの「受胎告知 天使」「受胎告知 聖母」という対になった絵の天使と聖母の清らかな美しさがとても印象に残った。
私は絵のことはなにも分からないが見ていて心が落ち着くような和むような絵が好きだ。
音楽でも絵でも好きなものが好きでもかまわないと思う。
中ノ島で同じルーブル美術館の子供の絵の展示が開催されているのを是非見たくなった。
見終わって売店で名画で綴る絵本を見つけたので「ゴッホ」と「ルノワール」を孫達のお土産に買った。
帰りに姑が此のところ全然食べなくなっているというので見舞いに行くとなんか一回り小さくなったみたいだった。
それでも、「分かる?」と聞くと「ウン、ウン」と頷いて「お母さんは元気?」と聞くので「元気よ」と言うと頷いて目を閉じてしまった。
夏痩せで涼しくなったら回復すると良いけど。手を握るとしっかり握って放さないので安心するのかなと思い小一時間手を握っていた。


話は変わるけれど今日(9日)はモモが我が家に来て16年目の記念日で、一応モモの誕生日ということにしている。モモはペットショップで貰ってきたので2,3ヶ月は経っていたと思うけど何しろ栄養不良で痩せていて目ばかり大きな子猫だった。子供を産んで吉野に引越しもして早や16年。オメデトウ!! お祝いに大好きな柔らかいカツオのレトルトパウチをあげました。いつまでも長生きしてね。