豆ご飯

今日は2日振りの良いお天気だったので部屋の模様替えをしようと思い立ち、ごちゃごちゃひっくり返して結局完成せず、まぁ時間だけはたっぷりあるのでゆっくりとやりましょう。
もう直ぐ、冬物の入れ替えもあることだし。
夕飯に今年初めての豆ご飯を炊いた。

未だ若くて莢ばかり大きくて中味はスカスカだったりしたが、無事出来上がった。
うちでは、豆ご飯にはオムレツと決まっているのだ!で、オムレツ。
以前、小林勝代さんのエッセイを読んでいたら女史の家では「豆ご飯にはから揚げでなくてはなりません」であるらしい。
それぞれこだわりがあるのですね。
路地物のエンドウが出る頃、新キャベツも美味しくなりこの新キャベツの千切りをたっぷりつけたオムレツがとても相性が良いのです。
これに、あさりのお澄ましがあれば言うことなしの我が家のメニュウです。

話は変わって昨日N・H・Kの「白州次郎」のドラマを見ていたら少年時代の主人公が母親と教会に行くシーンで大阪弁で賛美歌を歌うシーンがあって大笑いしてしまった。
「主、我を愛す」という賛美歌でだったが
  イエスはん、わてを好いたはる
  イエスはん、強いさかいに
  浮世はいうたかて 怖いことあらへん
  わてのイエスはん わてのイエスはん
  わてのイエスはん わてについたはる  アーメン
戦前は賛美歌をこんな風に訳して歌っていたのだろうか?
関西以外の土地ではやはりその土地の言葉で歌っていたのだろうか?
肝心のドラマよりもこの事の方が気に掛かってしまった。
私の父は子供の頃、賛美歌で「花よりも愛でにしわが子よ」というのを「鼻よりも目出にしわが子よ」と思っていて「なんと気の毒な」と思ったという笑い話をしていた。
父は明治43年生まれだから教会に行ったとしても大正の初めだろうからドラマとはちょっと時代は後れるが、この賛美歌は今でも同じ歌詞であり、賛美歌の歌詞は大抵文語体だから入ってきた時から歌詞は同じと思っていた。
他の賛美歌の歌詞も知りたいなぁ。