ふぐのフルコース

今日は音楽部のミニミニ同窓会で奈良の「難波」さんへふぐのフルコースを食べに行った。
ミニミニなのでメンバーは3人。つまりブログにもよく登場する「五人会」が今回は3人だったのだ。
yちゃんが欠け、今回はkちゃんも都合が悪くちょっとさびしい限りだがふぐの方は湯引き、てっさ、お鍋、焼いた白子、から揚げ、おじや、デザートのぜんざいまでとても美味しく頂いた。
ちょっと柄悪く言えば「ああっ、食った、食った」とお腹を叩く感じ?
こちらのふぐは量もたっぷりで美味しく何時来ても大満足の割りにお安いので猶更嬉しい。
難波さんでタクシーを呼んでもらってG先輩の案内で今度は梅見に。
お天気が今ひとつなのがちょっと残念だが、降るともなしの小雨なので未だ良かった。
先ずは、追分梅林へ。

車を降りるとつーんと良い香りがはなを撃った。
梅の香りは本当に優雅で控えめでそれでいて存在を感じさせる。
花の香りは梅、水仙が好き。ほのかに香るのが良い。
この梅林はゆるい谷の両斜面の10ヘクタールの土地に4000本の梅が植えられている。
白梅が多く淡い色の紅梅を配してぐるりと見て回れる歩道が有り、お天気の良い日には梅の下でお弁当を食べる家族ずれもあるとか。
入場無料で、入り口には土地のものを売る売店もあって都会の中のチマチマした梅園からは味わえない豊かな感じがとても良かった。
6月頃は梅の実の収穫祭も行われて梅の実も無料で提供されるというのどかな梅園であった。
そこから、今度は郡山城址で行われている盆梅展を見に行った。
郡山城址は初めて来たのだが、とても大きい城跡でお堀も残っており庭園も綺麗に剪定され雰囲気のあるお城跡であった。

盆梅展がこれまた立派なもので何百年もかけて作られたものが、ずらりと並んでいて圧倒された。
きっと代々引き継いで大事に育てられたであろう古木たちがこの日のために見事な花を咲かせていた。
今までにも盆梅展を見たことも有ったけれどこんなに見事な作品が揃っているのは初めてであった。

郡山と言うと金魚しか知らなかったけれど城下町としての気品が町にあって、やっぱり城下町というのは独特の文化の香りがするものだなぁと思った。