姪の結婚式

yosinonosato2008-10-15

13日は、姪の結婚式に出席した。津で行われる式に親類は11時集合だったので、連休中でもあり交通事情がよく分からないので、7時半出発。途中トイレ休憩を一度入れただけで道もスイスイといって10時位に着いた。式場は津のドルチェという青空が見える教会が売りの結婚式場。それにぴったりの上天気で白い大理石の式場に青空が映えてとってもロマンティックな雰囲気でした。花嫁の入場の時は花嫁の父である弟の方が緊張していた。娘の時の連れ合いの操り人形みたいな歩きを思い出した。次女の時は慣れたかと思ったのに相変わらず操り人形だった。外人の牧師さんで英語も交えてますますいい感じ!!チャペルの外のフラワーシャワーでは、お天気がよくて暑いくらい。集合写真も外でまぶしかった。

新郎新婦は大学の演劇部で同窓だったとかで、式、披露宴の演出も二人で考えたみたいでお仲人さんは無し。二人の経歴は写真のスライドで。祝辞も花婿の上司とそれぞれのおじさんの三人、乾杯、余興は演劇部の仲間の人たちの早口言葉、花嫁の姪っ子(小学一年生)の「崖の上のポニョ」と二つ。あとはのんびりご馳走を頂いて各自テーブルを回ったり写真を撮ったり、途中でお色直しがあってキャンドルサービスがあり、ケーキ入刀、などなど。

お料理は洋風のコースだったが、感心したのはお酢がダメな長女には前菜の海老のカクテルの替わりにニンジンのムースが、最後に可愛い手まり寿司にはマグロの丼がお洒落な感じのお皿で、イカアレルギーの私にはイカではなくてタイの手まり寿司だったりと細かい気使いがあった。

全体に割りにあっさりした披露宴と言う感じを受けたが、娘達によると最近はこんなものだと言う。うちの子たちの頃はスピーチや余興も盛りだくさんで、長女の時は神戸の震災の年でホテルも被害をうけ、5月の結婚式に間に合うかとひやひやしたがどうにか間に合って震災後初めての結婚式だったのでホテルの人も感激ひとしお、しかもたった一組(他の方たちはキャンセルしてしまっていた)だったので時間制限なしで、披露宴も盛り上がって3時間以上だった。姪の場合は二人でなにもかも決めてしまったと母親は少し寂しげだったけれど。

私は結婚式は二人の出発であると同時に親の卒業式でもあると思っているので、少しは親にも関わらせてあげる思いやりが欲しいと思う。昨日は一日冷たい秋雨が降っていて義妹はさぞ寂しいだろうなと自分の時のことを思い出した。今日お礼の電話が掛かってきて、娘から電話もないしメールの返事も来ないと言っていた。姪は同居だし、田舎のことで親類へのお披露目があったり忙しいらしいが母親としては寂しいだろう。