赤目四十八滝

荷担滝

本日「九歩の会」で赤目四十八滝へ行った。結婚する前、およそ50年振りで記憶も箕面の滝とごっちゃになっていたが行ってみると随分違っていた。 入山料がいって「以前は無かったよね」と言いながら足を踏み入れるとそこは幽玄な空気に満ちて昨日の雨もあって水も多く緑も滴るように美しい世界だった。流れにゴミもなく手入れの行き届いた気持ちのいい世界に、地元の方たちの山に対する愛情が溢れているようだった。自分も山近くに住んでみてどうしてこんなところにゴミを捨てるのかと思うくらいゴミが捨ててある。吉野川に流れ込む小川にも空き缶、弁当の折等など。地元の人が清掃日を決めて掃除しても春と夏のシーズンは追いつかない。うちの上の方は夜中にタイヤとか、始末に困るものを捨てにくる。冬になって草が枯れると惨憺たる景色になる。入山料をとるのは、もちろん整備する費用だろうが心無い人があまりやってこない効果もあると思うから良いことだ。

お昼を済ませて足に自信のある人はもう少し上まで行くことになって仲良しのTちゃんと行けるところまで行こかとゆっくりゆっくり景色を楽しみながら登っていった。琵琶滝まで来て前をみると石の階段のきびしいのが見えたので此処で皆が帰ってくるのを待とうと敷物を出して座った途端、みんながどおっと降りてきてリーダーが「バスの時間に間に合わない。みんなはしれっ!!」と言う。そんなこと言ったって、細い山道や石ころを積んだ石段、おまけに道は濡れていてすべる。それでも必死で転ばぬように気をつけながら足元だけを見てやっとの思いでバス乗り場までたどり着いた。口を利く元気も無いほどくたびれた!!!
姫路の娘一家が来るというので、2次会はパスして帰る。電話したら丁度八木近くまで来ていて拾って貰って帰る。夜は次女がホンデュをしてくれた。チーズホンデュとオイルホンデュの鍋を用意してそれぞれお好みのものを串にさして揚げて食べる。普段老夫婦二人で和風が多いので美味しかった。