敬老の日

庭のコスモス

昨日は連れ合いの休みだったので、ちょっと早いが姑の敬老の日のお祝いに行ってきた。大好きなケーキとヤマトの柿の葉すしで「コスモス」という名の寿司の詰め合わせの折を買っていく。行ってからケーキでお茶にし、久しぶりに茶の間に出てきて椅子に座って団欒のひとときを楽しむ。兄嫁の話では最近はベッドから、降りるのを嫌がってご飯も全てベッドで食べているという。かと思うと夕方になると雨戸を閉めていたり灯りを点けていたりするらしい。母の時もそうだったが人がいないとどうしてこんなことが?ということをやってのける。本当に不思議!!姑は娘がいないのでずっと一緒に暮らしてきた兄嫁に甘えているんだろう。暫らくおしゃべりしてベッドに戻りお昼ねしてしまった。ガオガオと相変わらずの大いびきに笑ってしまう。夕方になって兄嫁が茶碗蒸しを作ってくれて今回も起きてきて一緒に頂く。「人が見えるとこうして座っていられるのに、普段は起きたら背中が痛いと言って起きてくれへん。少し起きないと動けなくなってしまうのに」と兄嫁が言う。姑は「昨日病院に行ってきたんやけど、どっこも悪いとこないねんて。年寄りやからええ加減に診てるみたいや」と不満げに言う。内蔵はほんとにどこも悪いところはないらしい。食欲も旺盛で便通も良く、「私よりずっと健康やわ」と兄嫁は笑う。姑の悪いところは太りすぎで動くのがしんどいこと、背骨の疲労骨折はこれ以上は治らないらしいので少し動いたらいいんだそうだけど動けないの悪循環。まぁ、もう直ぐ100歳になろうとしているのだから、仕方ないけれど。「もう、あてはよう行かんから、また来てや」の声に送られて帰る。この春から家から車なら5分の所にサントリーの経営する綺麗な施設が出来て姑も気に入ったらしく定期的にショートステイにいっている。「お風呂に入りに行きますねん」以前見学に行ったときお風呂はヒノキ風呂で綺麗だったのでお風呂好きの姑は気に入ったのだろう。以前行っていたところは大きいお風呂で若い男の人が入れてくれると言って嫌がってなんやかや理由をつけて休んでいたが今度のところは気に入ってくれて良かった。兄嫁も少しの間ホッとできるだろう。