甲子園

yosinonosato2008-07-12

昨日は孫達と甲子園に阪神対広島戦を見に行った。甲子園は昔村山のファンだったのでよく行った。その頃は父の会社がネット裏のシートを持っていたので良く取ってもらった。村山の球を真正面に見える良い席だった。私が生涯でただ一度だけファンレターを出したのが村山でちゃんと返事が来て今も大事に取ってある。タイガースファンになったのはもっと昔で「別当、藤村、土井垣」の頃、母がラジオで聞いていた。「どうして、タイガースなの?」と聞いたら「寅年だから」と言ったので、じゃあ私も寅年だからタイガースだと思ったのがきっかけで未だ長崎に居た頃だから、小学校の3,4年の頃だと思う。もう60年位のファン暦といえる。ファンってなにがこうさせるのか不思議だね。

孫達とは甲子園で落ち合うことにしていたので連れ合いと大阪まで車で行って、車を預けて阪神百貨店でおやつを買って阪神電車で出かけた。ママはお友達が亡くなられてお通夜なのでパパが子供達とやってきた。お弁当は甲子園の中で選手の名前の付いたお弁当を買おうと決めていたので、連れ合いは新井の「穴子重」私は檜山の「錦を飾る、桧舞台弁当」モエはウィリアムスの「ジェフバスケット」シュンは「甲子園カレー」パパは「阪神タイガース弁当」とそれぞれ好みの物を買った。試合の始まる前に食べようかとみんなでそれぞれのお弁当を食べる。お味は「穴子重」とカツサンドの「ジェフバスケット」が好評だった。球場は思ったより涼しい風が吹いていて気持ち良い。暑かろうと用意した冷たいお絞りやうちわなども用なしだった。

さて、試合は広島がただ今売り出し中の前田健太阪神はボーグルソン。前半、盛り上がりの少ない試合となってなんか嫌な予感までしてきた。折角久しぶりに甲子園にやってきたというのにと内心思っていた通り6回2アウトから赤松、嶋、栗原の連打で1点先行されてしまった。8回にやっと金本が左中間オーバーフェンス直撃の2塁打を打ち応援団も立ち上がっての応援。葛城の内野ゴロの間に3塁進塁、鳥谷は四球を選び高橋の犠打でようやく同点に。9回は藤川で軽く抑え「さぁ、サヨナラだ!!」と勢い込む応援団。が、平野内野ゴロ、赤星が四球を選んで盗塁、相手のワイルドピッチで3塁へ。盛り上がる応援団。なのに、なのに関本ショートゴロ、新井はなんと三振!!「あ〜あ」というため息。ここらでぼちぼち帰る人が、「電車、間にあえへん」10回はウイリアムスが押さえ阪神は金本は四球で出たものの葛城ファールフライ鳥谷併殺打で三人で終了。11回は江草が切り抜けてその裏ピンチヒッターの藤本が内野ゴロ。矢野がヒットで出てもう応援団はスタンディング応援で必死のパッチ?平野バンドが悪送球で生き、期待の赤星は内野ゴロ、もう応援団は声を限りと張り上げバットを打ち鳴らすなか、関本がヒット!!!まるで優勝したみたいな騒ぎで応援団も興奮覚めやらず、「六甲颪」を熱唱したのでした。結局「2Ⅹ−1」4時間の試合でした。帰りは甲子園の駅に着くまでの時間の掛かること、暑い事!!遅くなったので平野に車を置いていったのは正解だった。声を張り上げて応援したので声がかすれてしまった。流石にくたびれた。