韓国 女三人旅

ロッテ百貨店&免税店

17日〜19日まで、娘2人と2泊3日でソウルに行ってきた。この旅行は、私の古希の祝いに娘たちが招待してくれたものだ。私は、韓国の全州で生まれ3歳で日本に帰ってきた。父が銀行員で朝鮮に行っていた時全州で生まれたのだ。その後清津(今のピョンヤン)に転勤になり、とても寒くて私が1年中風邪をひいていて喘息のようになったので、銀行を辞めて日本に帰ってきたらしい。3歳なのであまり覚えていることも無いが隣にたこちゃんという1,2歳年上の男の子がいたことや、朝鮮から船で帰ってきたことなど少し覚えている。で、折があれば、全州に行ってみたいとつねづね言っていたので、娘たちが計画してくれた。ただ、今回は短いのでソウルだけになったけれど。有意義に3日間を使おうと、朝の一番の便で往き、最終で帰るという超ハードな計画となり17日の朝は5時45分に次女の運転で出発。早朝なので、高速も空いていて7時半関空集合に余裕で到着。姫路から電車の長女も到着していた。添乗員さんが着いてくるようなツアーではないので、入ってしまえば自由で免税店で化粧品をそれぞれ買って先ずは一荷物増えてしまった。関空からソウルまで2時間半のフライト。その間に機内食が出るので忙しいことだ。あっという間に着いてしまった。仁川空港はとても広い飛行場だった。飛行場からソウルまで1時間ちょっと掛かる。ホテルは3時チェックインということで、ガイドさんが先にロッテ免税店に連れて行ってくれた。私たちはロッテ百貨店の地下にお昼を食べに行った。いろんな店があって、例えばお寿司、麺類、チヂミ、ファーストフード、甘いもの等、各店のメニューに番号がふってあって、券買所で券を買うとレジと店のコンピューターが連動していて、出来上がるとよく大きい病院で薬が出来ると番号が出て取りに行くように、頼んだ店に取りに行って空いている所で食べるシステムになっている。それぞれ、クッパ、少し辛いレーメン、辛くないレーメンを頼む。
私の頼んだ辛くないレーメンは麺がソーメンのように細くてとても美味しかった。少し辛いは、結構辛くて味は美味しいけれど沢山は私には、無理かな。クッパに付いていた大根キムチが美味しかったので買って帰ろう。ホテルにチェックインして、ヤレヤレ!ホテルはミョンドンの中心部にありとても便利。ランクは上から2番目だが、室内も広くきれいだ。寒いので厚手のセーターに着替えて街へ。今日は土曜日とあって道に屋台や出店など出ているし呼び込みの声も大きくとても賑やか。コスメの店をのぞいたり洋服を見たりしながら、ロッテの免税店へ。私はバリーのハンドバックが欲しかったのだけどあまり品数も無く結局何も買わなかった。夕食はブラブラしていて見つけた鼎泰豊へ。なんでソウルで台湾のお店やねん!でも此処の小籠包はとっても美味しいんです。蒸篭の湯気の中からのぞく小さな包みをそっと蓮華にとって針生姜を添えて口に運ぶと口の中に美味しい肉汁が広がりたまりません。チャーハンもぱらぱらしっとりでタンメンはあっさりと、とっても美味しかった。観光案内などには載ってないので、日本人は少なかったけど、安くて美味しくて大満足でした。帰って着替えてガイドさんのお勧めのエステへ。これが、あとで私を悩ませることになろうとは。
ミョンドンの大通り

次の日は、零下何度?という寒さ。厚手のシャツにTシャツを着て厚手のセーターにブレザー、マフラー毛糸の帽子、手袋をしてまだ寒いのでコートまで着ても出ている顔が寒い!!こんなだったらダウンジャケットを着てくれば良かった。今日は、仁寺洞へ。地図を片手に地下鉄へ。私は切符の買い方が分からず、コインを入れても切符が出て来ないというアクシデントはあったものの無事に目的地へ到着。仁寺洞は京都に似た雰囲気で陶器の店や、かわいい小物を売っているお店が並んでいる。私はお茶碗をひとつ買った。本当は二つ買いたかっただけど帰り手荷物にすることを考えると無理かなと諦めた。
昼食は、韓定食を食べてみようと入った店は地元の若い人でいっぱい。思ったような韓定食ではなかったが(もっと品数が多くて立派なもの)ご飯が栗の入ったおこわを石焼釜で炊いたものが、とても美味しく焼き魚もうちで焼いたような塩焼きで豆腐チゲがとても辛いのだけど美味で後は小鉢ものがいくつか、石焼おこわのおこげにお湯をさしてさらさらおかゆにして食べるのもとても美味しかった。味が良ければ全て満足。それに情報誌に載っていたよりずいぶん安かった。今日は日曜日なので、小さいビルの中庭では餅つきや、歌や踊りのショウがあったりして楽しい。
仁寺洞の大通り

東大門市場にも行ってみたいと地下鉄を探して潜ったは良いけれど線が交差していて、訳が分からない。漢字で表示している所もあるのだけど、そこはハングル文字だけ、仕方なく駅員さんに地下鉄の路線地図を示して聞くと連れて行ってくれるという。着いていくと遠い、遠い。御堂筋本町から、四つ橋線の本町を往復するくらい遠い。連れてきて貰わなかったら絶対に分からない。ハンサムで親切な駅員さんに3人で最敬礼をして感謝の意を表した。東大門につくと此処は歩くのも困難な位の出店。来てみて娘が日曜日は市場は休みだったと言う。お目当てのファッションビルも休み、それで道いっぱいに出店が出ていたのだった。でも、なにしろ寒い!!午後から曇って益々寒くなってきた。空いていたファションビルに入って娘たちはお買い物。ああ、クタビレタ!!ホテルに帰ってひと休みする。夜は、焼肉を食べに行く。ホテルの近くにある焼肉やさんへ。お店は綺麗でにおいもあまりしない。焼くのは店員さんがしてくれるのだが、ジャバラのついた漏斗のような換気装置をこまめに動かしながら煙が外に出ないようにするので、店の中が少しもにおわないのだ。日本で焼肉を食べると服に匂いがついて直ぐ分かるけれど、服も匂わなかった。お肉を注文すると小皿のおかずがいっぱい付いてくる。焼肉はサンチュとエゴマの葉で頂く。アミアミに切った大きなお肉を鋏で切って葉っぱに巻いて食べるといくらでも食べられる。ひとつ感心したのはご飯が美味しかったこと。白いご飯が美味しくてお肉がいっそう美味しく感じられた。大満足!!
東大門

いよいよ3日目、帰国の日となった。この日は朝から、お土産を買いにロッテ百貨店へ。免税店で連れ合いに時計を、おばぁちゃんに朝鮮人参を買う。地下に言って海苔やキムチを買って大急ぎでホテルに帰り荷物をまとめて1時にチェックアウト。荷物をホテルに預けて昼食をとりに町へ出る。娘たちは、チジミや石焼ビビンバを食べようというのをもう一度小籠包を食べたいと我侭を言って鼎泰豊へ。私は唐辛子の辛さがどうも苦手だ。小籠包やチャーハン、ラーメンを食べて別腹でゴマ餅まで頂いて大満足の韓国最後の昼食でした。集合は4時前だったのでまた町をぶらぶら。今日は平日なので町も穏やかでした。ホテルからバスで仁川空港へ。直ぐにチェックイン。7時半のフライトなので免税店でブラブラ、自分の買い物は今回化粧品しかしてなかったので、ミッソーニのマフラーを買った。機内食も出るけど美味しくないのでハンバーガーを食べたら日本の2倍位あった。いよいよ出発。機内食が出て入国カードを書いて寝る間も無く到着。バスで帰る長女と別れて、私たちは車で帰る。11時半家に到着。今回の旅は娘2人との大変楽しい記念の旅となった。いつまでも思い出に残ることだろう。娘たちにありがとう!!
関空のクリスマスツリー