留守番

石川の河川敷で出会った美人のあんずちゃん

兄嫁が旅行に行くので藤井寺に姑の介助に行く。旅行は19〜22日なのだが、引継ぎもあるので18日の夕方、連れ合いに送ってもらう。姑は脳の細胞が生まれ変わったように以前にましてしっかりしてきた。ただ、身体の方は重くて自分の思い通りにならず、家の中は歩いているが外では介助が必要で車椅子が要る。一日、じっと座椅子に座っているが、食欲は旺盛で私などよりずっとよく食べる。和食より洋食けいが好き。お魚も煮付けより天麩羅の方が好き。
和菓子よりケーキが好き。お茶よりコーヒーが好き。ビールの晩酌は欠かさないと若い者顔負けである。だから、最近ますます肥ってきてシャツのボタンがはめずらい。私は、おばぁちゃんといると、体重が増える。兄嫁は仕事も有るしゆっくりお喋りの相手もしていられないので私が行くとこの時とばかりおしゃべりに花が咲く。おばぁちゃんはお喋りも大好きなのである。ただ、耳が遠いのでこちらの言う事は聞こえず会話が成り立たない。エンドレスな昔話をじっと聞いているのはちょっと辛いものがある。2日めの夕方、気晴らしに天満宮の側のスーパーに買い物に行く。帰りは散歩がてら石川の河川敷に下りてブラブラ帰ることにする。夕方の河川敷は、ジョギングをしている人、ウオーキングをしている人、サイクルスポーツの人、ボールを蹴っている少年達、ワンちゃんのお散歩と賑やかだ。なかでフリスビーの練習をしているワンちゃんがいて立ち止まって見ていたら私の側にトコトコやってきた。とても可愛いワンちゃんで人懐っこい。しばらくこのワンちゃん、あんずちゃんのママと立ち話。「投げ手が未だ下手なもんですから」と今稽古中だとか。あまり可愛いので写真を撮らせて貰った。あんずちゃんとあんずママに別れて周りを見ながら歩いていると鳥が多い。スズメの群れ、からす、鳩は、橋げたに巣があるらしい。町中の川らしくツバメも飛んでいる。川の中には白鷺、グレイの鷺、珍しいカワセミがいた。じっと物思いに耽っているように見える。川の中で大きな鯉が跳ねた。川の周辺は命がいっぱいだった。21日の夜に兄嫁が機嫌よく帰ってきて任務終了。勤め帰りの連れ合いと帰宅。猫達が待っていた。のかな?