関学グリーリサイタル

yosinonosato2007-02-14

12日は、関学のグリーリサイタルが兵庫県立芸術文化センターであって、グリーOBである連れあいのお供で聴きに行った。合同演奏にマージャン仲間のF氏が舞台に立つので、これは是非応援に行かねばと出かけた次第。去年、43年ぶりの全日本合唱コンクールの金賞を受賞したということで大いに意気も揚がっていようと期待していった。関学グリーは連れあい達の時代は最盛期と言ってもいい位の頃で部員も150人位居てリサイタルもフェスティバルホールが満杯になる位盛況だった。連続何回かのコンクール優勝のあと、出なくなって43年経ったのか。卒業後も、リサイタルは見に行っていたのだけれどいつ頃からか、人数も減り迫力がなくなり見に行かなくなった。去年、これではいけないと先輩が立ち上がり再建に助力してコンクールまで漕ぎ着け、金賞受賞となった。人数はまだ30人ちょっとだ。第1ステージは期待して聞いたがう〜ん、ちょっとと言う出来。これで金賞とは?コンクールも質が落ちたか?合唱自体人気ないしね、とこちらが落ち込んでしまった。第2ステージは新月会(OB)との合同ステージで、中勘助で連れあい達が、現役の時に多田武彦氏に依頼して、初演した懐かしい曲だ。OBが、90名位参加して、120名の舞台は、気持ち良かった。やっぱり男性合唱はこれ位の人数が無いとね。現役もこんな大勢での舞台はいい経験になったことだろう。インタミをはさみ、第3ステージ、
これは、とても難しい曲だったが、まとまりも良くとても良かった。1ステと同じメンバーとは思えない出来だった。これで、金賞を取ったと聞いて納得。4ステは、まぁまぁ、どうもテナーとバスが弱いように思った。
県立芸術文化センターは、西宮駅前の立地条件もよくとても綺麗なホールだった。佐渡裕さんが総監督をつとめ、今年で3年目の新しいホールで、観客席は5階建てで外国のオペラハウスのようだった。舞台から見ると観客に囲まれているようで気持ち良かったとは、舞台に立ったF氏の言葉。舞台は観客から見える部分の3倍位奥行があり、オペラやバレーのセットも何層にも組み立てられそうだという事だった。佐渡さん、最近オペラが好きみたいだもんね。
終わったら、次は例会へと必然的になだれ込み、例の如く、夜明け前の空を眺めながらの帰宅と相成った。