おばぁちゃんの復活

yosinonosato2007-01-29

昨日、兄嫁が出掛けるので、姑の世話を頼まれたが、町会の会館清掃のため
朝一に出かけることが出来なくて着いたら10時過ぎだった。
兄嫁が私が来るまで寝ているように言っておくので、着いたら着替えをさせて
朝食の用意をしてと頼まれていた。
着いてみると、姑は雨戸も開けて、着替えて自分でトーストを焼いてコーヒー
牛乳を温めて食べて、コタツに座っていた!!!
私は何をしにいったのやら?  その回復ぶりは驚くばかり。
暫くしてトイレに行くと言うので手伝おうとすると、自分で出来るからいいと言う。兄嫁の話では、トイレは介助して、大の時は拭いてあげるとの事だった
が、私が手伝おうとすると、大丈夫とトイレから押し出されてしまった。
しかし、この復活ぶりは、なんといったらいいのか。驚くべし、生命力というか、
1ヶ月前のことが、嘘みたいだ。頭の線が切れかけた時に素早く家に連れて
帰ったのが、良かったのだが、的確なお医者さんの言葉が無くもう10日も
入院させていたらあのまま進行して、完全に呆けてしまっていただろう。
現に叔父は、1ヶ月入院している間に完全に呆けてしまったのだから。
骨折するまでの叔父は、足が不自由な以外は元気で電話をして話したりして
姑よりしっかりしていたのだけど。
叔母も80歳を過ぎているので、一人で家で看病するのは、無理なのだけれど
家で看病して上げられないのを、悔やんでいた。
兄嫁が帰ってきて、話を聞いて私と居るときは何にもしないのに、
と驚いていた。「貴女に甘えているんやわ、私はお客さんと思われているんやわ」
と話す。姑は今年年女で、今年の誕生日になると、96歳。「私達も身体を
鍛えておばぁちゃんを送るまでは、元気で居てなアカンね」と話し合う。
帰りに阿倍野近鉄に出て、バレンタインのチョコレートを見る。
本屋を覗いて、田辺聖子さんの監修の百人一首のなぞりペン習字を買う。
最近、書く機会も少なく、右手首骨折からは、なお書かなくなり書くと
震える始末なので、少し練習するのにいいと思って。一首ずつ解説がついて
読み物としても楽しいし。 その後、連れ合いと待ち合わせ、鰻を食べて
帰る。