yosinonosato2007-01-24

朝から隣のシュガーが早く出てきて撫でてと鳴いている。
初めは、出て行くと飛んできて撫でるまで撫でて撫でてッと
鳴いていたが、最近は顔を出さなくても早く出てきてと
ばかりに鳴いては、お母さんに叱られている。 
先日、ウルルン犬ぞりに乗りにカナダで行くのをやって
いたが、犬ぞりの犬たちの毛を集めて紡いで粉末ジュースの素で染めて帽子や
セーターを編んでいた。それが、とても暖かそうでいい色合いだった。
あんなに寒い所に居る犬は毛もふかふかだし、良いんだろうなぁ。
今、図書館で借りてきて読んでいる野田知佑さん(カヌーイスト)の書かれた
「さらば、ガク」という本は、日本中の川やカナダ、アラスカ、メキシコを
愛犬のガクとともに行ったときの写真&エッセイ集だが、ここではガクはペット
では無く、パートナーであり、相棒だったと書いておられる。
ガクの勇敢さや、賢さに感動するが、ガクが亡くなったとき野田さんは、ガクの
皮をなめしてチョッキを作って貰ったという。
本当に愛していたからそこまで出来ると思った。ガクも喜んでいると。
今日のテレビで小学校で小動物の飼育をやめる傾向にあると報じていた。
理由に、父兄からのクレーム、動物に触れるのは不衛生。死ぬのを見せるのは
可哀想、土、日の当番、とかがあった。
又、大学の先生の調査で動物を飼っている児童の方が飼った事のない児童よりも
思いやりのポイントが高いという結果もいわれていた。
動物を飼うのは、色々面倒な事も有ると思うし、この頃のように鳥インフルエンザ
とかあると、大変だとも思う。だけど、動物を飼うというのは、命を預かり、守り
愛しむ心を育む、大切な心の教育ではないだろうか?
生き物が、死ぬことを知らないことが、幸せだとは思えない。
虫でも乱暴に扱えば死ぬと言う事を知らないで「電池を換えて」と言ったという
話は笑い話ではすまない。 昔、友人と話していて「小さい時はとんぼの尻尾に
マッチ棒を刺して飛ばしたり、カブトムシに糸をつけて飛ばしたりして遊べば
良い。そんな中から命をどう扱ったらいいか学べる」とそんなふうなこと私が
言ったら、その人は、「私は、息子をそんな風に育てたくない。生き物を殺すなんて」
と言った。私が「ゴキブリが出てきたら殺すでしょ」と言った覚えがある。
人にはそれぞれの考えが有ると思うが、私は今の猫達を愛してやまないが、私より
先に死んでゆっくり看取ってやりたいと思う。