おばぁちゃんの入院日記

手作りのクリスマスリース
    ちょっとシックに。


5日から骨折で入院したおばぁちゃん。入院した途端少し
おかしくなってきた。(らしい)
5日の日は、入院のあと、兄嫁も連れ合いも仕事だったので私が夕方まで
看て帰ったが、まだ普通だった。
翌6日は、兄嫁によるとちょっと言うことがおかしいけど、「仕事やろ?
早よ、帰り。」と未だ正常だったみたい。
7日には、夜寝ないで一晩おしゃべりしていた。又、同室のおばぁちゃんが
それぞれに、返事したり、叫んだりと大騒ぎだったらしい。
で、先生が他の病室の迷惑になるので、夜は睡眠薬の注射をしますので
了承しておいてください、と言われたという。
その翌日は、睡眠薬を投与したにも拘らず、夜眠らなくて「家に帰るから
着替える」とかいってパジャマを脱いでしまった、という。
母の時もそうだったけれど興奮状態に入ると一晩眠らず、今夜こそ寝てくれるかと
思ってもまだまだ、寝なくてよく身体が続くと思ったら、コトンと眠りに入り
今度は、夜も昼もぶっ続けに眠るということがあった。
9日に孫達が帰ってきて、見舞いに来た時は眠っていたのを起こして、一緒に
お昼を食べようと外に連れ出したが、反応がなく、スプーンも持てず
食べさせても飲み込む事も出来ないとショックをうけていた。
今、考えると眠りに入った状態で覚醒していなかったのではないかと思うが
心配して揺り動かして起こそうとしたらしい。
病院側も「こんなに早く惚けが進むとは思っていなかった。家に帰ると落ち着いて
元に戻るかもしれないので、退院して様子を見てください」と言う話。
取り合えず、月曜日に退院することになったらしい。
10日は私が病院にいく日で10時頃着いたら眠っていた。
看護婦さんに聞いたら朝ごはんは詰め所で車椅子に座って食べたとの事。
側に座って、本を読む。お昼ご飯がきても起きない。
看護婦さんに頼んで、昼食を食べに行く。 帰っても未だ寝ている。
結局、4時頃起きて私に「遠い所を有難う」という。ごく普通だ。
簡易トイレで、オシッコをし、便も出ておしりは自分で拭いてしっかりしている。
6時に夕食がきたので、ベッドの背を上げて座り、お箸を持って焼き魚も上手に
骨をとって全部きれいに平らげた。お昼抜きだったのでお腹が空いていたのだろう。
ご飯を食べてしまうと「あんたは遠いのやから早よ帰り」と追い出されるように
帰った。兄嫁の所により夕食を食べ、今日の様子を話すと「信じられない」という。
とりあえず、明日は退院なので迎えに来たつれあいと帰る。
それからの顛末は、また明日。