フィガロの異変

4日の土曜日からフィガロが食欲が無く、変だなと思っていたら
黄色い胃液のようなものを吐く。ぐったりと寝てばかりでトイレ
にも行った様子がない。夕方、出たがったので庭に出し、心配なので
ついて歩くと草を食べている。また、吐きたいのだろうか。
5日の日曜日は区の防災訓練で班長なので朝からで夫婦とも役があって
出かけた。近くの動物病院は、日曜日も午前中はやっているのだけど
行けなかった。まだ全然食べなくて猫缶を口元に持っていってやると
黄色い液をぴゅっと飛ばすように吐いた。胸がむかついているみたいに。
黄色い液なので、胃が悪いのかと消化剤を飲まそうと口に入れたら
今度は、泡をふいてなかなか止まらない。びっくりするほど、泡をふいた。
顔色は分らないが、少しいつもより熱いようだ。
吐いた液は、べつに臭くもないし、目やにとかも出ていない。
前に飼った猫が具合いが悪い時は、目がおかしかったが、フィガは綺麗な
目をしている。夜はいつも私の布団の上で寝るのに箱に入って寝ている。
触られるのが嫌みたいだ。月曜になるのを待ちかねて病院に連れて行く。
体重は5.1k。熱は8度5分、これは猫の平熱だそうだ。
お腹も張ってないしオシッコも溜まってない。お腹は、3日食べてないから
だが、オシッコは3日も出ないとこんなものではないので、どこかでして
いたのでしょうとのこと。「黄色い液を吐くなら胃腸が悪いと思われるし
3日も食べてないので、点滴と注射をします」と点滴をして貰った。
「明日、もう一度来てみて状態が変わらなければ、内臓の検査をします」と
言われた。帰ったら次女から電話が有り「あそこはあんまり評判が良くない
みたいよ。ワンちゃん仲間の人に聞いてみてあげる」と言う。
フィガは、帰ってからずっと寝ていたが、夕方になって点滴が効いてきたのか
猫缶をティスプーンに半分程食べたが、吐かなかった。
ちょっと、ほっとする。次女から新庄町の「おざき動物病院」が良いらしい
と連絡が入る。7日になって、吐き気はおさまっているし、少しだけど
食べるようになったので、様子を見てみることにし、トイレを家の中に設置
し、出られないように全部閉めて午後からF家の例会に出かける。
遊んでいても気がつくとフィガロの事を考えていたりして、結果は惨敗。
夫婦共、負けるのは珍しいが、初めから、勝つ気がしなかったもの仕方ない。
帰ったら、割りに元気そうで、ホッとした。
今日は、もう以前どうり「にゃあにゃあ」とうるさいくらい。私が庭に出れば
付いて来てそばでくつろいでいる。本当に元気になって良かった。
モモもフィガロも今迄元気で医者知らずだったが、年齢を考えると衰えが出て
来るのは必死だし、別れも確実に近付いてきているのだと思い知らされた。