桜の季節は忙しい!

じいじが、「今日は図書館に行く日やでぇ」というので、その途中にある世尊寺に寄る。
世尊寺は、聖徳太子のお手植え桜があり、芭蕉の句碑もある、由緒あるお寺の前から桜が満開だ。母が生きて居た頃はよくお弁当を作ってお花見に来たものだった。
道路から一筋入っているだけで車も気にならないし、豪華なお花見が楽しめる。
吉野山の蔭に隠れて、地元の人が楽しめる名所だ。



シャクナゲも咲いていた



芭蕉の句碑

本堂

お手植え桜!山桜なので地味だけど咲いていた。
表の桜より、いつもはちょっと遅いのだけど。
桜の命の逞しさを感じる。

お手植え桜の苔むした根元

お寺の方が、落ちた花びらを手で拾う作業をされていた。
散り敷く花びらを放っておくと滑って危ないからと。
この花びらを手で拾う作業、大変だとおもうと共に暖かさを感じた。


世尊寺聖徳太子の建立された48ケ所の第7番霊場で、ご本尊は我が国最初の仏像とされている。江戸時代に規模が縮小されて現在の大きさになった。

ちょっと調べてみたら、大変由緒あるお寺だった。
一度ご本尊様も拝みに行かなきゃいけないな。今度御開帳が何時あるのか聞いてみよう。