サクランボ

いえのサクランボが赤くなってきた。
今年は、じいじが寒い間に思い切って枝を払ったので実は少ない。
近所のお年寄りに「桜、切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿!」と言われた。
ひよどりさんもやってきているが、今年は強力な見張り番が居るので
一日にして無くなるということはない。
アンはただ木の下でキョロキョロしているだけだけど、鳥さんにとっては怖い敵なんだろう。
分るかな? 鳥さん実だけを上手に食べて種は枝に残している。

アンは、鳥の「キィーッ!」という声を聞くとむずむずするらしくガラス戸を自分で開けて出ていく。
鍵をかけていないと、片手で上手にこじ開けることができる。
だから、働き者のアンの右手は足のはらより大きくなっている。

キャットタワーの上でねんねするアンをナデナデ