毛虫

昨日は、久しぶりの晴れで庭に出てみると桜の木に毛虫がいっぱい。いつも春から初夏にかけて木の叉に白い繭のような卵のうを作っているので取り払うのだが今年はあまり見かけず二つ、三つしか退治しなかった。夏は葉が茂ってよく見えなかったし忘れていたら8月の涼しい時期に卵を産んだらしく、この5,6日台風の雨で庭に出ない間に葉を食べつくして細い枝が丸裸になっている。コスモスも倒れているし、連れ合いの休みの間に何とかしないとと頑張った。
私が朝食の後始末をして庭に出たら、コスモスは抜いてあった。支えをつけて起そうと思っていたが後の祭り。これで文句は言えない。男手がないと桜はどうにもならないから。
スカスカの梢

毛虫

11月位に伸びすぎた枝は切る予定だったが、葉を食い尽くされてみっともないので、思い切って切ることにする。
毛虫がいっぱいついた枝を払うと落ちてきて下で這っているのを捕まえてバケツに入れる。捕っても捕っても後から後から出てくる。枝を払うと食料のなくなった毛虫が幹を伝って下りてくる。
桜の毛虫は小さい間は毛もなく赤い色をしていて、つぶすと濃いピンク色の汁がでる。これを煮出して布を染めたら、桜色になりそうだ。大きいのは毛が生えているが、触っても痛くは無い。あまり害の無い毛虫(害が無いことはないか、桜は傷むだろうね)
早々と丸裸になった桜は痛々しい。今しばらく、緑の木陰を提供してくれてその後、紅葉も見せてくれるはずだったのに。来年はサクランボはあまり成らないかもしれない。