虫の声

たった3日留守にしただけなのに、夜になると虫の声が聞かれる。長崎が涼しかったせいか、吉野の昼間が暑い。
心配したモモとフィガロは現状維持というか、少なくとも悪くはなっていなくて一安心。
今日のフィガロ・・・散歩中

私は、昨日くらいから足、腰が痛んで、旅行中の躁状態から一転して鬱状態また、薬を飲んでいる。でも腰痛が旅行中に出なくて良かった。
今回の旅行は、孫達とお墓参りと原爆について教えることが果たされて、とても嬉しかった。将来彼らが長崎を訪れることがあったら、思い出してくれれば嬉しいし、私が死んでも平和祈念館に足を運んでくれるだろう。
今回の原発事故で、世界で唯一の被爆国でありながら、政治家も何も知らないことに呆れている。政治家なら被爆国として勉強しろっ!と言う気持ち。折角の生き証人たちの追調査も毎年の健康診断がお座なりにされているだけで、受けている私達にも、例えば10年おきでもいいから、体の変化といったものは、知らされていない。きっと個人の記録も残されていないのではないかと思う。
サンプルとして全員ではなくても距離と期間での追跡調査がなされていれば、今回のような混乱が起きなかったのではないかと思う。もちろん、原爆と原発事故とでは違うとは思うが、政府は被爆者はいずれは居なくなる厄介者としか見ていないような気がする。被爆2世、3世の健康診断などは地域差があって無料で実施している所、有料で実施している所、何もしていない所と様々だ。しかしこれは地方に任せておく事ではなく国がするべき義務が有ると思う。今住んでいる所は、戦争の被害も少なく本当に疎いように思う。今回の原発事故での被曝者の方達に長い期間の手厚い支援がなされることを望んでやまない。