マグニチュード9.0

マグニチュード8.8から9.0に訂正された。時間が経って悲喜交々のニュースが流れる。別れ別れの家族が無事に再開できた。ああ良かった!!亡くなっておられた。見ているだけでつらい。家族で高い所へ逃げていてご主人と娘さんが波に攫われたという方、痛々しくて涙が出る。「水が引いたので犬を助けに来ました」と犬を抱いている人がいてほっとする。
つらいので、見ないでおけば良いのに目が釘ずけになってしまう。つらくてもしっかりと見ていないといけないみたいにも思えるし。
神戸の震災の時を思い出している。
あの時も驚く画像が沢山あった。高速道路が途中で崩れ落ちている。ビルが45度に傾いていて次に映った時はパタンと倒れている。市庁舎の2階3階部分がペッチャンコにつぶれて1階の上に4階5階が乗っている。ポートアイランドは液化現象で水浸し。
連れ合いの勤めが神戸だったし、友人もいたので心配した。火事がでて被害が広がったが道が狭くて消火が思うように出来なかった。
こう考えると神戸の町は都会のもろさを呈した地震だった。
今回は広い範囲の被災で津波の怖さを思い知った。
地震も大きかった上に津波で被害が甚大になった。
広い範囲で被害が出ているので未だ全体を政府も把握していないみたいだ。
世界各国から援助の手が寄せられている。心強いことだと思う。
娘が「節電を呼びかけてください。このメールを友人に広めてください」というユカイ犯にひっかかったという。まだそれほど内容が悪質でないのが救いだけれど、こんなときにそんなことをするのは許されない。
寄付をするのもきちんとしたところにしないと詐欺もあるらしい。日本人は礼節ある国民だと外国の新聞は褒めているみたいだが、こんな時に人の善意につけこむなんて許されないことだ。