8・7 其の2 コタロウ来る!



7日の朝、長女一家と一緒に仔猫のコタロウもやってきた。
それを見るや、フィガロは予想通り未だ顔も合わせていないのに、「なんかきたっ!!!」とばかりに猫窓から飛び出していった。コタロウはというと家に抱かれて入ってくるとモモを見て一人前に「シャー!」と吹いていたがモモもちょっと「フーッ」と威嚇したが、相手がチビだと分かると相手にならず一定の距離を置いて座っている。モモは賢くて状況判断がとても的確なのには感心する。コタロウも家族と一緒だし後は家の中を探検して歩き、果ては2階まで上がって「フーフー」言っているのでフィガロが帰ってきて2階に居たのかと上がってみるといつもフィガロが寝ているところの匂いを嗅いで言っているのだった。コタロウの相手をしたいところだが、発表会の会場へ行く時間が迫っているので出かける。
発表会が終わって帰ってみると、コタロウはうちの猫のように落ち着いている。


コマーシャルの滑り込む猫を特訓中、未来はコマーシャル猫?

持ってきたトイレを縁側に置いてあるのに、間違いもせずちゃんと用を足して、庭にでた時は、土の所で大もしたとのこと、なかなか大物である。それに比べて我が家の若様は、一度ご飯を食べに帰ってきたらしいがコタロウを見て、シュン曰く「30秒で逃げた」ということだった。皆で食事に行って帰ってみるとコタロウとモモは微妙な距離を保ったまま、寝ていた。次女夫婦はコタロウが初めてなので猫じゃらしなどプレゼントして二人とも夢中で遊んでいる。それを、パパと私が写真を撮る。といった按配で今日の主役、コタロウは飽きもせずに遊んでいた。やっぱり仔猫は動きが俊敏で仕草が可愛い。
さて我が家の若様フィガロはみんなが寝ても帰ってこない。外に出て夜中に大声で呼ぶわけにも行かず、焼肉屋で付いた匂いを落としましょうとお風呂に入って上がってくると帰ってきてご飯を食べていた。かんずめを足してやり食べ終わるのを待って2階の洋間に入れて寝かせ、モモも2階で一緒に寝かせた。いつもは洋間は入室禁止なのだけど、今日は仕方が無い。
それにしても、どうして自分より小さいのが、怖いんだろう?以前、今は長男の所で飼われているキキが迷い込んできたとき、手のひらに乗るほど小さくて外に出したら死んでしまいそうなので保護した時も、家出した。長男の所が引き取ってくれることになって日曜日に向かえに行くからということだったが、フィガロが家出して帰ってこないので仕方なく日曜日まで次女の所に預かって貰ったことがある。次女の所のレオン(犬)は怖くて怖くて暫らくは次女の車の音がするだけで逃げ出していた。人は大人は大丈夫。子供、犬、猫、が家に入ってくるのが嫌らしい。隣の柴犬のシュガーには鼻に猫パンチをしている。おかしな猫である。獲物としてなら大きいウサギや蛇も平気なのに。