歌舞伎「十二夜」

松竹座正面

一階ロビー

華やかな舞台(プログラムから)

素敵なプログラム 最近のプログラムではピカイチ

今日は次女と楽しみにしていた「十二夜」を松竹座に観に行った。
行って分かったのだけど今日が千秋楽だったのだ。
入ってエレベーターの上り口の横で蜷川幸雄氏を見かけた。
始まる前におトイレにと思って出たら2階のロビーに藤司純子さんが、そこへ瀬戸内寂聴さんが来られてご挨拶なさっていた。藤司さんはとってもお綺麗(当たり前か?)で和服姿が素敵だった。
寂聴さんは思ったより随分小柄な方だった。
千秋楽だったので得した気分!!  
お話はシェークスピアの喜劇「十二夜」を歌舞伎に脚色して蜷川幸雄演出、海外公演でも絶賛を博したもの。
テレビでイギリス公演の舞台裏のドキュメンタリーを見て是非見てみたいと思っていた。
菊の助がとっても綺麗。やっぱり円熟した役者さんもいいけど今旬の役者さんを見ておかなくては。
他は勿論、菊五郎時蔵錦之助亀治郎他。
話は喜劇なので面白かった。特に亀治郎扮する侍女がコミカルで面白く舞台を引き締めていた。
菊五郎さんは、すっかり貫禄が出ていらした。三之助の頃の舞台しか見てなかったので。
時蔵さんは、早世された前時蔵さんの息子さんだろうか?よく似ていられたがもうお父さんの年を大きく越えられて、年代を感じた。
歌舞伎もこうして舞台を見るとまた見たいと言う気持ちになる。
今日のは、翻訳劇で台詞も分かりやすく楽しかった。