大山崎山荘美術館

ポーチから

はすの花

庭園から山荘を見る

庭園

昨日は「九歩の会」で大山崎山荘美術館へ行った。
9時梅田集合で6時50分家を出る予定。
久しぶりの超早起き。前日より準備万端整えて6時に起きて家を出たのは45分だった。
ゆっくり歩いても余裕だ。この頃になって父や母達の「早く!早く!!」がしみじみ身に沁みる。
年をとると走ることが出来なくなる。 最近はもっと労わってあげればよかったと思うことしきり。その時にならないと分からないんだね。
参加者、31名で出発。
山荘はパソコンのホームページで見ていた感じと少し違っていた。
もっと山の中で、大きい建物のように勝手に思っていた。
山荘はもともと実業家加賀正太郎によって大正初期から昭和初期に別荘として建てられたもので、その後手放されてから荒廃が著しく地元をはじめ心ある人達から保護が望まれていたのにアサヒビールの樋口廣太郎(当時社長)が京都府の要請に応じてっ修復整備をなし当時の姿を取り戻した。と同時に安藤忠雄の設計による、絵画を展示する新館「地中の宝箱」を併設しアサヒビール大山崎山荘美術館として開園した。2004年に国の有形文化財として登録された。【美術館のしおりから】
敷地は広くお庭も立派だけれど、山荘自体は思ったより広くなく作りは重厚で雰囲気のあるステンドグラスがはめ込んである階段の窓や大きな艶のある柱やポーチから見れるモネの絵そのままな池やいかにも凝って作られた贅沢な空間が広がっている。本館は「浜田庄司の目」が開催されていた。浜田庄司が世界各地から集めた収集品が展示されていた。
新館はモネの絵とルノアールの絵が展示されていた。他に庭に茶室、物見塔、レストハウスなどがあった。
美術館を見たところで山荘前で記念写真の撮影後、健脚組は天王山、小倉神社、長岡天神を巡るコースに出発し足弱組は山荘でゆっくりしあとで長岡天神駅で合流することなった。
私は足弱組八人で広い庭園を散策する。池には睡蓮、花菖蒲が植えられ大きな鯉が悠々と泳いでいる。
楓の新緑が美しい。つつじは花が終わって植木屋さんが剪定作業をしていた。
庭の木は桜もあっていろんな種類があるが楓が圧倒的に多いので秋も美しいことだろう。
そこで、レストハウスで昼食をとった。
食事の後は、ゆっくり時間もあることでおやつを食べながらのおしゃべりタイムで久しぶりに高校生気分でわいわいがやがやととても楽しかった。
それから、もう一度お庭を巡って写真など撮ったりして帰りはゆっくり坂を下って大山崎の駅まで歩き一駅電車に乗って健脚組と合流して帰った。
今日思ったことだが後世に伝えたい大切な文化を企業がお金を出して残していくことは大切なことだ。もちろん国が成すべきことだとも思うが国は今のことで手一杯であり企業や特別な個人に恃まなければならないことが多いだろう。
大山崎山荘もアサヒビールがお金を出さなかったらもう朽ち果てて私達が見ることは出来なかっただろう。
これから、ビールはアサヒを飲もう!!