カイガラムシ

見事だったミモザの花

それがこんなことに


今年は庭に異変が起こっている。毎年夏になるといっぱい出てきたナメクジが今年は一匹も見当たらない。アリも毎年ちょっと油断していると砂糖壷に入っていたり外出用に袋に入れた飴を2階に置いているのに登ってきたりするのが、今年は家の中には上がってこなかった。「今年は変だね」と言っていたのが代わりというか、カイガラムシの大発生である。はじめ気が付いたのがバラに白い大きいカイガラムシが付いていて良く見てみると葉裏にいっぱい卵か幼虫か、葉脈に沿って付いている。ネットでカイガラムシについて調べてみると薬もあまり効果がないようで、歯ブラシでおとすのがよいとあった。初めバラなどはブラシで落としてみたけれどとても間に合わない。それに、ミモザアカシアの木にアリが登っていくので見てみると気持ち悪いくらいくっついている。ミモザは葉に栄養があって腐葉土にも良いそうだから、きっと虫にとっても美味しいのだろう。カイガラムシはおしりから甘い液を出すのでアリが大事に飼っているみたいな気配でアリが付いている葉は要注意だ。で、この甘い排泄物が下の植物に付く葉や幹にカビが生えて真っ黒になる。庭の草木がとても汚くなる。これは、徹底的に駆除しないと来年の夏、また被害にあう。ということで初めミモザの枝を切りだしたら結局全ての葉に付いていて丸裸になってしまった。来年、芽が出て花が咲くだろうか?ハマナスも切り詰めて植え替えた。へデラもほとんど切ってしまった。弦桔梗も。庭はすっきりと寂しくなった。切らないでおくと、枯れてしまうので、来年の芽吹きを祈るしかない。