言葉の力

最近のモモはぬくぬくと寝てばかり

2,3日前から中国の黄砂が飛んでいるらしい。このところ、風がきついので吹き飛ばされてくるのかな?
昨日、NHKのプロフェッショナルという番組で羽生善治さんがゲストだった。その中の羽生さんの言われた「才能とは努力を持続できる力」というのがあり成程天才棋士といわれる羽生さんの言葉に深い感銘を受けた。羽生さんは私が公文をやっていた頃まだ7冠を達成される前の一時期「公文の顔」としてポスターやら、テレフォンカードやその他グッズ類に寝癖髪の羽生さんが載っていた。いまだにポスターやカードを持っている。指導者研究大会にきてお話も聞いた。公文のOBということで集中力や持続力を養うのに公文が有効だったというようなお話だった。将棋はできないし、あまり興味もなかったのだけれど、それ以来羽生さんの名前が出てくると気になるようになった。テレビで拝見する羽生さんはその頃とあまり変わってはいられない。だがご本人によると20台は当時100手先を読むと言われた通りデータ重心であった。そして7冠を達成したときこれからどうなるであろうか?これ以上に長い時をどうすればいいかと思ったという。それから30台はただ無心に基盤と向き合いふっと浮かんでくる直感を大事にする。それを彼は「玲瓏」と言われる。澄み切った心に響く様というか、思うところを淡々と素直な言葉で話される。もう大家といわれるキャリアだがいつまでも若々しい。その元になるものが努力を持続させて新しい力を常に保ち続けることだと納得した。