同窓会

yosinonosato2007-09-30

昨日は、結婚する前に勤めていたヤマハの同窓会だった。当時心斎橋のヤマハは日本楽器大阪支店で、1,2階は小売課と呼ばれていたお店、3階は事務室、4階は倉庫になっていた。昨日の同窓会は、店に勤めていた女性達の同窓会で正式名は「ヤマハ女性の会」である。昭和30年代に勤めていた人たちが中心になっている。最近のヤマハは店員もくだけた格好で若々しいが当時はきちんとした制服を着ていた。制服は1年に一度位自分たちでデザイナーの人と相談しながら決められていた。当時としては制服ながらオシャレだったと思う。レコードもクラシック、ポピュラーと置いてあったが、日本の歌謡曲、演歌は置いてなかった。まだ、今のように発売と同時に日本プレスのものが売り出されたりしないので、その場合は輸入版を入れていた。レコードの係りの人は、発売レコードのカタログを見て売れそうなものを発注するのが大事な仕事だった。私は楽器係だったので、これも輸入楽器の注文や、弦や、リードの注文をしたりした。心斎橋店は音楽家の注文が多かったので部品でも輸入物の需要が多かった。ピアノ、楽器、楽譜、レコード、オーディオと分かれていて大体各部女性4,5人と男性2人位の構成になっていた。みんな仲が良くてよく休みの日にはハイキングにいったり夏にあるお盆休みには加太にあるお寺に毎年泊りがけで遊びに行ったりしていた。今から思えば青春真っ盛りを共に過ごした仲間である。今年の会はその頃小売課課長であられた(後に社長)河島さんの訃報、楽譜売り場の主任のⅠさんの訃報という悲しいニュースもあったが、一同懐かしい心斎橋の大丸味吉兆で美味しいお料理を味わいながら楽しい一時を過ごした。