方言

今、図書館で借りてきた「全国方言大事典」というのを読んでいるのだけれど、なかなか面白い。北海道では大阪と同じという言葉もあるが、東北へいくと全然分らない。大体近畿より北の方は分らないが面白い。なるほどねと思う言い回しが有る。やはり懐かしい長崎弁は分るが方便といってもこんな言葉を今の若い人は使っているのだろうか?去年長崎で「さるく博」というのがあったが、よその地方の人には何の博覧会か分らなかっただろう。「さるく」というのは「歩く」という事で長崎の町を歩きましょうという催しだった。名詞で面白いのが沢山有る。例えば
ヘンブ・・・トンボ  ズッキャンボ・・・水溜り  ボーブラ・・・南瓜
はた・・・凧   ドー八ッシェン・・・ピーナッツ
また、自分のことは「うち」、貴方の事は「おうち」なんかは貴方には「お」をつけて理に叶っているように思える。九州も北九州の言葉は同じものもあるし違っていてもなんとなく分るが宮崎、鹿児島にいくとさっぱり分らなくなる。日本は国として大きくはないのにこんなに言葉が違うのが面白かった。