歌劇「アイーダ」

yosinonosato2007-03-10

昨夜はBS2で夜中に「アイーダ」をやっていて、思わず観てしまった。一番初めを見損なったので、何処の国の歌劇団がやっているのか分らなかった。とても、変わった舞台で、舞台上は大きな装置などはなく、スロープだけ。後は照明と陰で感じを表しているだけ。歌手の演技はまるで能舞台のような振り付けになっている。でもちょっと、惹きこまれる感じ。で、最後まで観てしまった。終わったのは午前3時。あとで、ベルギー王立モネ劇場で指揮は、大野和士と分った。若いときイタリア歌劇団が来た時、「アイーダ」をたしか宝塚大劇場で観たことがあった。その時は、とても大掛かりな舞台装置で驚いたことを思い出した。それも全てイタリアから持ってきたとかでチケットの高いのも納得させられたものだ。アムネリスをシミオナートが演じてすごく感激した。ラダメスが戦勝して帰る行進曲も凄く興奮した。そのときのに比べると同じ歌劇とは思われない位印象が違う。やっぱり舞台で見るなら私は昔式のがいいかな。でも、二つは全然違うものでどちらもありなんだ!!ベルディはどう感じるかな?彼の目指した、グランドオペラの構想とは全く違う「アイーダ」をどう評するか聞いてみたいものだ。