猫のほほえみ

今日の朝日新聞に猫がごろごろと咽喉を鳴らすのには
どんな意味があるのかという記事があった。
のどを鳴らすのは、仔猫がお乳を飲んでいる時、母猫が
仔猫に近ずく時、若い猫が大人の猫に遊んでもらおうと
する時、など満足、友好、服従など「悪意の無さ」を示す
時で人間で言うならほほえみにあたる。とあった。
うちの猫は、モモは近ずいて顔を寄せるだけでごろごろ
と上手にのどをならす。フィガロはといえば、頭を撫でた
位では咽喉をならさない。咽喉の下(一番気持ち好いと
いわれる場所)を掻いてやって初めてごろごろ言う。
考察するにモモは小さい時苦労した分、人に気を使っている
のではないか?モモを貰ったのは彼女が生後3ヶ月位の時で
人に苛められた記憶があるのだろう。だから、彼女は人が
近ずくと苛めないでねとほほ笑んでみせるのかと思う。
以前書いたと思うが犬や猫は生後3ヶ月までの記憶がその
後の性格を形作るという。うちで生まれ育ったフィガロ
本当に気持ちいい時だけ「ああいい気持ち!」というのだ
ろう。そういえば、モモはごろごろ言いながら逃げる準備
をしている。こちらの隙を見て逃げる。
そう思ってみるとモモが哀れでいじらしい。
また猫科のライオンや虎も咽喉を鳴らすと書いてあった。
大きいライオンや虎のごろごろを聞いてみたいものだ。