大阪国際フェスティバル

今日の朝日新聞に大阪国際フェスティバル
第48回が開幕、モーツアルト生誕250年を
記念して、オペラ物語「ブリリアント・モーツアルト
が上演されると載っていた。
第1回目の開催は、フェスティバルホール
新しく、大きな会場、赤い絨毯、トイレにお湯が
出るといったことにも感激したのを覚えている。
それにもまして、世界各国の音楽家の来日で
わくわくしていた。



当時、心斎橋の楽器店に勤めていたので、
朝早くからプレイガイドに並んで3階の
X、Y、Zの一番安い席で常連だった。
その頃はチケットは発売日に並ばないと
手に入らなかった。第1回目に何に行ったかは
よく覚えていないが、カラヤンもウイーンフィル
ベルリンフィルと2回、素敵だった!!



ベルリンフィルは殊更印象深い。
というのは、団員の人が昼間大勢でレコードを
見に来て、私が応対した。
夜、コンサートが終わって楽屋口に行ったら
覚えていてくれたのだ。
お互い、片言の英語とジェスチャーで盛り上がった。
プログラムにサインして貰ったのは言うまでもない。
昼、会った人ばかりでなく、次々サインして
くれたのは良いけど、ドイツ語で、全く読めなかった。
御大カラヤンはとっくに帰った後だったけれど。


あの頃から、50年近く経つなんて夢のまた夢ですね。