アンの愛し方

アンの愛情表現は、少々荒っぽい。
彼女は、一生懸命なのだろうが、お蔭で私の腕は何時も傷だらけ、夏に向かって、人様の前に出せない有様になっている。
生まれて間もなくから一人っ子のアンは、甘噛みということを知らない。だから、いつも一生懸命噛む。
アンの溢れる愛はとても痛いんである。
噛み癖を治す方法として、「こっちから噛んで噛んだら痛いということを教える」ということが書いてあったのでやってみたが、毛だらけの足を噛むのは大変!!
それに痛いほどは中々噛めない。
で、毎晩、アンの痛い愛情を受けることになっている。

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