ベッド生活

今まで、うちの猫達は気ままで、夏はモモは廊下とか玄関マットの上とか、フィガロは私の布団の横の畳の上とかで、冬は揃って私の布団で寝ていて暖かくなるにつれ布団の上に移動するので寝返りもままならぬ状態だった。
具合が悪くなってフィガロは、押入れの奥の布団の間とかに寝るので、布団を全部出して毛布と防水シーツを敷いてやったら広くてお気に召さず、連れ合いのベッドのしたの狭い所に入り込んだ。
どうも、狭くて暗い所が落ちつくようなのだが、2階から降りてくるとき発作が起きて転げ落ち、歯を折ってしまった。なんとか階下に移したいと思い縁側のマッサージチェアーの下をクッションで囲ってやったら、やっと落ちついた。おかげで縁側の雨戸を開けられなくなってしまった。
クッションで囲ってもこれから寒くなると隙間風で寒いだろうと思ってモモはただのベッド、フィガロはドーム型のベッドを買ってきた。
モモは所定の場所に置いたら、今度見たら寝ていた。フィガロは新しいものになかなか慣れなくて、はじめはベッドをひしゃげて奥のほうに入り込んでいたのでクッションを詰めてベッドの中にしか入れないようにした。それでも嫌そうだったが、やっと慣れてくれた。やれやれ手の掛かる息子である。