東京へ❣

29,30日と一泊でこのところの念願だった、靖国神社へ次女に頼んで連れて行って貰った。
新幹線で富士山が見えた。

東京が初めてというわけではないけれど、若い頃の事とてまるで、浦島太郎状態。東京駅は、見覚えがあったけれど何処を行けば何処につくのかさっぱりわからん! 娘に付いてきて貰わなければ西も東も分らない。ひしひしと老いを感じた次第。駅のロッカーに荷物を預けて、皇居の桜を見にゆく。
思ったより並んだ列は長くなく、ただ身体検査、持ち物検査は厳しかったけれど無事に中へ。
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それもそのはず、桜は2本くらいしか咲いていなかった。
それでもかなりの人で、ゆっくりお庭を歩いた。
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所々にお城だった時の面影が残っていた。
2本咲いている桜の前は人でいっぱい。折角来たので記念写真をと思う気持ちは皆同じ(笑)

駅に戻って、駅地下をちょっとぶらついて、駅前の丸ビルてっぺんにあるレストラン[モナリザ」を予約してくれていたので、次第に暮れゆく東京の街を眺めながらディナーをとる。
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ゆっくり、料理を楽しんで、タクシーで九段下にあるホテルへ。
此処も上の方の部屋で眺望が良い。
バスタブにお湯を張ってゆっくり足を揉んで、明日に備えて湿布を貼りまくって就寝。
30日は、本題の靖国神社へ。
なぜ、靖国神社へお参りしたかったかというと、母の兄である伯父が沖縄で戦死していて、遺骨の箱には、石が入っていたそうだし、一度靖国神社にお参りに行きたいと思っていた。靖国神社へ歩いてゆけるホテルをとってくれたので、荷物を預けて神社へ。
境内には、お店も出て桜が咲いていて、お参りの人も花見の人も居て賑やか。
中には、緋毛氈を敷いて宴会も始まっている。
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ゆっくり手を合わせて、やっと長年の思いが叶ってホッとする。
伯父を知っているのは、従兄たちの中で、私だけで、子供好きの伯父はとても可愛がってくれた。出征して満州にいたが沖縄に転戦して戦死した。
お参りを終えて、娘の大学時代の友人と再会。学生時代はうちにもよく遊びに来て私も知っている人で、今は東京なので、私は久しぶり。
彼女が予約してくれていた中華料理のお店シェンロンの「桜爽健美コース」とても淡泊で美味しかった。






新宿でデパートをぶらついて、東京駅へ戻りお土産を買って、弁当も買って新幹線で帰った。
一泊二日の旅だったけれど、内容の濃い美味しい楽しい旅だった。
娘にお蔭さまの旅だった。「ありがとう!長年の想いが叶ってホッとしたわ!」